ドイツ銀行、2026年第2四半期の純利益が過去最高の19億ユーロに サステナブルファイナンス累計実行額は5,230億ユーロ

7月29日、ドイツ銀行(Deutsche Bank)は、2026年第2四半期の税引後利益が前年同期比10%増の19億ユーロとなり、第2四半期として過去最高を記録したと発表した。税引前利益は11%増の27億ユーロ、希薄化後1株当たり利益は19%増の0.57ユーロとなった。2026年上半期の税引後利益は41億ユーロ、税引前利益は57億ユーロといずれも過去最高を更新した。

第2四半期の純収益は9%増の85億ユーロとなり、4つの事業部門すべてで増収を達成した。運用資産残高(AuM)は四半期中に1,350億ユーロ増加し、プライベートバンク部門とアセットマネジメント部門の合計で1兆9,000億ユーロ超となった。投資銀行部門では、債券・為替(FIC)事業が過去最高の収益を記録し、投資銀行・資本市場(IBCM)事業の収益は36%増加した。

資本面では、普通株等Tier1(CET1)比率が13.9%となり、同行の目標レンジである13.5~14.0%を維持した。また、現在実施中の10億ユーロの自社株買いプログラム完了後に、2026年利益を原資とする新たな5億ユーロの自社株買いプログラムを開始する計画を公表した。

サステナブルファイナンスでは、2020年以降の累計実行額が5,230億ユーロに達した。2026年第2四半期のサステナブルファイナンスおよびトランジションファイナンスの実行額は310億ユーロとなり、同行のサステナビリティ戦略開始以降で2番目に高い水準となった。2026年から算定対象に加えたトランジションファイナンスは、四半期中に43億ユーロを計上した。

主な案件として、ドイツの送電網事業者に対する1億ユーロの融資や、アジア太平洋地域の公共交通事業者による30億ユーロのグリーンボンド発行への参加を挙げた。調達資金は再生可能エネルギー、低炭素輸送、エネルギー効率化などの適格グリーンプロジェクトに活用される予定としている。

また、同行はS&Pグローバルによる最新の企業サステナビリティ評価(Corporate Sustainability Assessment)を受け、Dow Jones Best-in-Class World IndexおよびEurope Indexの構成銘柄として引き続き選定されたことも明らかにした。

原文:Deutsche Bank reports record second-quarter post-tax profit of € 1.9 billion
日本語参考訳:ドイツ銀行は、第2四半期の税引き後利益が過去最高の19億ユーロに達したと発表した。


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