マイクロソフト、インド初のERW由来CO₂除去契約 Alt Carbonから最大3万6,920トン調達

6月11日、インドのディープテック企業Alt Carbonは、Microsoft(マイクロソフト)と複数年契約を結び、最大3万6,920トンの二酸化炭素除去を行うと発表した。Microsoftにとって、強化岩石風化(ERW)による炭素除去クレジットをアジアで購入する初の契約である。

対象となるのは、インド西ベンガル州の「Darjeeling Revival Project」で発行される検証済み二酸化炭素除去(CDR)クレジットだ。同事業は、ダージリンの茶園や周辺農地を活用し、大規模なCO₂除去拠点とする取り組みである。Alt Carbonはこれまでに8万エーカー超の農地を組み込み、60以上の村落自治体、3万5,000人超の農家と連携し、250人超のグリーン雇用を創出している。

ERWは、廃棄玄武岩を農地に散布し、雨水に溶け込んだCO₂と反応させることで、安定した重炭酸イオンとして炭素を貯留する技術である。同社はこれまでにIsometricを通じて9,566件の炭素クレジットを発行した。今後は土壌・水質モニタリング、作物吸収量の測定、公開データ共有を進め、熱帯農業地域におけるERWの知見拡大を図る。

原文:Alt Carbon Announces Multi-Year deal with Microsoft to remove 36,920 tons of Carbon Dioxide from India

日本語参考訳:Alt Carbon社、マイクロソフト社と複数年契約を締​​結し、インドから36,920トンの二酸化炭素を除去すると発表


🔓会員登録で実務解説・実践ガイド

ESG Journalでは、実務に役立つポイントや実践ガイド(テンプレート)を紹介しています!国際的な動向からも気候変動への対応や開示の高度化が進んでいます。ぜひこの機会に自社の実務対応を再確認してください。

🌍気候変動開示への対応に関連する実務解説はこちら>>>

READ MORE
READ MORE
READ MORE

すでに登録済みの方はログイン

関連記事一覧