PCAF、国連設立のNZIAと協力し、保険会社の排出量を測定する基準を策定

9月6日、Partnership for Carbon Accounting Financials(PCAF)は、国連が提唱するNet-Zero Insurance Alliance(NZIA)と共同で、保険による温室効果ガス(GHG)の排出量を測定・開示するための初の世界基準を策定するため、大手保険・再保険会社で構成されるワーキンググループを立ち上げることを発表した。本ワーキンググループには、PCAF保険契約者、NZIA設立メンバー、その他の再保険会社が参加する。今後、他の主要なステークホルダーの参加も受け入れる。

保険・再保険の引受ポートフォリオのGHG排出量を測定・開示するためのグローバルで標準化された手法があれば、保険会社はそれぞれの引受ポートフォリオのリスクプロファイルを


以降のコンテンツは無料会員登録を行うと閲覧可能になります。無料会員登録を行う

すでに登録済みの方はログイン画面へ

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

ページ上部へ戻る