
6月10日、農林水産省は、温室効果ガス(GHG)排出削減技術の海外展開を推進する「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」の設立と、企業・団体の入会受付開始を発表した。
本コンソーシアムは、5月に策定された農林水産分野の技術展開パッケージ「MIDORI∞INFINITY」を実行に移す枠組みとして設立され、国内外のパートナーとのマッチングや、二国間クレジット制度(JCM)への接続も視野に入れている。
6月4日に開催された設立総会には、関係省庁・機関とともに125名が参加。小泉農相の挨拶や、技術・環境担当審議官による講演が行われた。今後はセミナー等を通じて情報共有とプロジェクト形成を進める予定である。