Retraced、シリーズA資金調達ラウンドで1500万ユーロを調達。アパレルブランドのためのSaaSプラットフォームを強化。
9月10日、RetracedがシリーズA資金調達ラウンドにて1,500万ユーロ(23.8億円)の資金を調達したと発表した。Retracedはアパレルブランドがサプライチェーンのサステナビリティ関連のコンプライアンスとリスクをデジタル化し、追跡し、リスクを分析できるようにするSaaSプラットフォームである。このラウンドはテクノロジー投資会社であるPartechが主導し、既存の投資家であるAlante Capital、Alstin Capital、Samaipata、F-Log Venturesも参加した。
サステナビリティがブランド戦略の重要な要素となる中、Retracedは、企業がEUや世界中の規制に対応し、透明性を高めるためのソリューション開発に注力している。エンド消費者向けにヨーロッパデジタル製品パスポート(DPP)を開発し、企業と消費者のエンゲージメントを強化している。今回の資金調達は、透明でサステナブルな未来を創造するRetracedのミッションにとって重要な一歩となる。
すでにDesigual、Victoria’s Secret、Pangaia、Calzedoniaなど150以上のブランドがRetracedを利用しており、15,000以上のサプライヤーと協力している。
【参照ページ】
(原文)Retraced Secures €15 Million in Series A Funding Led by Partech to Revolutionize Sustainability Management for Fashion Brands
(日本語参考訳)Retraced、Partech主導のシリーズA資金調達で1500万ユーロを確保し、ファッションブランドのサステナビリティ管理に革命を起こす