LEGO、サステナビリティ素材で新たなブロックを開発中

8月29日、LEGOは、2032年までにすべての製品をサステナビリティ素材で製造することを目指していると発表した。同社は現在、再生可能資源やリサイクル素材を使用したブロックの開発に取り組んでいる。具体的には、サトウキビから作られるバイオポリエチレン(bio-PE)や、人工大理石のキッチンワークトップからリサイクルされた材料を使用した透明な要素「arMABS」を製品に導入している。

LEGOの製品は、過去に購入されたブロックとも互換性があり、長年にわたり遊ばれ続けることが可能である。これにより、厳しい安全性や品質基準を満たす素材が求められる。

さらに、LEGOは古いブロックを寄付するプログラム「LEGO Replay」を試験中で、これによりブロックが再利用されることを促進している。LEGOは600種類以上の素材をテストし、サステナビリティな未来に向けて革新を続けている。

【参照ページ】
(原文)Working towards sustainable LEGO® bricks and elements

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    2025-5-30

    ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察してい…
  2. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-5-28

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    企業のサステナビリティ関連の開示では、TCFD(Taskforce on Climate-rela…
  3. 2025-5-28

    データマラン、サステナビリティ担当者向けグローバル・コミュニティ「Harbor」を発表

    5月14日、ESGに特化したAIソリューションのリーダーであるデータマランは、企業のサステナビリテ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る