Meta、2024年サステナビリティレポート発表—ネット・ゼロ達成を継続

8月28日、Metaは2024年サステナビリティレポートを発表した。本レポートは、Metaがサステナビリティを重視し、地球環境やコミュニティに与えるポジティブな影響を目指して行った取り組みを詳述している。

Metaは2020年以降、グローバルな業務運営においてネット・ゼロ排出を維持している。2017年を基準に排出量を94%削減し、電力の100%を再生可能エネルギーで賄うことでこの目標を達成した。2023年末時点で、契約済みの再生可能エネルギーの総容量は11.7GWを超え、Metaは世界最大級の再生可能エネルギー導入企業となっている。さらに、18の水資源回復プロジェクトにより、水ストレス地域に計15億ガロンの水を還元し、2030年までに使用量を上回る水を回復する「ウォーターポジティブ」目標に向けて取り組んでいる。

Metaは、科学的根拠に基づいた脱炭素化戦略を策定し、サステナブルな未来を目指して事業の在り方を根本的に変革する道筋を描いている。

【参照ページ】
(原文)Meta launches 2024 Sustainability Report
(日本語参考訳)Metaが2024年サステナビリティレポートを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-8

    欧州198団体がサステナブルファイナンス規制の骨格維持を要請

    7月1日、欧州持続可能投資フォーラム(Eurosif)を含む198の投資家・企業団体は、EUのサス…
  2. GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    2025-7-7

    GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    GRI(Global Reporting Initiative:グローバル・レポーティング・イニシ…
  3. 2025-7-7

    ノルウェー政府、2035年に温室効果ガス70〜75%削減目標を提出

    6月26日、ノルウェー政府は、パリ協定の下で2035年に向けた新たな国が決定する貢献(NDC)を国…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る