4月17日、投資運用会社ウェリントン・マネジメントは、ウェリントン・クライメート・イノベーション・ファンドの最終クローズを発表し、同社初の気候変動対策に特化したベンチャーファンドとして3億8500万ドル(約595億円)のコミットメントを集めた。
ウェリントンの気候イノベーション・ファンドは、気候変動の緩和と適応を支援するソリューションを開発する民間企業に投資するもので、ソフトウェア、センサー、AIからデータ、分析に至るまで、またエネルギー転換、持続可能な建物と都市、輸送とモビリティ、産業オートメーション、企業のデジタル化、持続可能な消費者、食品と農業のイノベーションを含むテーマにおいて、主に技術対応ソリューションを開発する後発・急成長企業を対象としている。
このファンドは、ウェリントンの気候プライベート投資責任者であるグレッグ・ワッサーマンが管理している。Climate Innovation Fundの投資家には、政府系ファンド、年金、保険会社、銀行、ファミリーオフィス、富裕層個人などが含まれる。
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(原文)Wellington Management announces US$385 million final close for Climate Innovation I