3月13日、オルタナティブ投資会社Stonepeakは、世界的なエネルギー開発会社であるØrstedと、米国陸上風力発電所の957MWポートフォリオを約3億ドル(約450億円)で取得することで合意したと発表した。
本ポートフォリオには、イリノイ州、テキサス州、カンザス州にまたがる4つの陸上風力発電所が含まれる。 両社によると、同ポートフォリオは、各プロジェクトが現在稼働中で、生産能力の全部または一部について電力購入契約が結ばれており、高い契約率を誇っている。
新たな取引条件では、Ørstedは資産ポートフォリオの運営を継続し、Stonepeakはプロジェクトに関連する現金分配の80%を受け取る。また、Ørstedは、売却された持分に対するコールオプションを保有し、一定の状況下で将来行使することができる。
Ørstedによると、本取引はファームダウン計画の一環であり、将来の価値創造プロジェクトに資本を再配分するために、既存の運営資産の所有権を売却するものである。Ørstedは、本ポートフォリオに対し、これまでに約7億ドル(約1,000億円)のタックス・エクイティ資金を調達しており、プロジェクトからの調達資金は約10億ドル(約1,500億円)に達する。
【参照ページ】
(原文)Ørsted divests share of four US onshore wind farms to Stonepeak
(日本語参考訳)Stonepeak、Ørstedから風力エネルギー・ポートフォリオ株式450億円を取得