住友化学、エタノールからプロピレン生成の実証設備建設へ

住友化学、エタノールからプロピレン生成の実証設備建設へ

10月25日、住友化学は、エタノールからプロピレンを直接製造する実証設備の建設に着手したことを発表した。本プロジェクトは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション(GI)ファンド事業」の支援も受けている。

バイオマスから生成できるエタノールは、持続可能な材料として認知度が高まっている。住友化学は、エタノールから主力化学品であるプロピレンを直接製造することで、バイオマスから原料を製造する事業の育成を目指す。

本プロジェクトでは、千葉工場にエタノールを原料とするエチレンの試験製造設備を設置する。また、住友化学独自のプロピレン新製法の開発にも取り組む。同社が期待を寄せるエタノールからのプロピレンの直接製造は、複数の中間工程を含む既存のプロセスに比べ、よりコンパクトでコスト効率の高いプロセスとなる。この方法には、副産物として水素を生産できるという利点もある。

【参照ページ】
エタノールからプロピレンを直接製造する環境に配慮した新プロセスの確立へ~GI基金事業の実証に向けたパイロット設備建設に着手~ | ニュースリリース | 住友化学株式会社 (sumitomo-chem.co.jp)

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る