AIベースの水管理スタートアップWint、約50億円を調達

AIベースの水管理スタートアップWint、約50億円を調達

8月10日、水管理と漏水防止ソリューションのプロバイダーであるWint Water Intelligenceは、3,500万ドル(約50億円)の資金調達を行ったと発表した。

2011年に設立されたイスラエルを拠点とするWintは、建物内の水漏れ、廃棄物、損傷の防止を通じて、企業の環境フットプリントの削減を支援している。同社の人工知能とIoT技術をベースとしたソリューションにより、商業施設・建設現場・工業メーカーは、水の無駄を削減し、二酸化炭素排出量を削減し、漏水によるコストと環境への影響を防止し、建設現場や商業・住宅ビルでの水害を防ぐことができる。

同社によると、今回の資金調達ラウンドは世界的な市場拡大と技術革新を支援するものである。

シリーズCの資金調達ラウンドは、欧州の気候テックファンドのInven Capitalとソフトウェア投資家のInsight Partnersが主導し、不動産テックに特化したTaronga Venturesやその他のプロップテックや建設テック投資家も参加した。

【参照ページ】
(原文)WINT announces $35 million Series C funding round
(日本語参考訳)AIベースの水管理スタートアップWint、約50億円を調達

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-8

    IBM、ESGデータプラットフォームにCSRD対応機能を追加

    4月30日、IBMは、ESGデータの収集、分析、報告プ​​ラットフォーム「IBM Envizi」の…
  2. 2024-5-8

    IFRS、EFRAG、ISSB/CSRD報告基準に双方に対応する企業向けガイダンスを発行

    5月2日、IFRS財団と欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、ESRS-ISSB基準の相互に共…
  3. 2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
ページ上部へ戻る