7月31日、産業界の脱炭素化に特化したスタートアップGlassPointは、シリーズA資金調達ラウンドで800万ドル(約11億円)を調達し、排出削減が困難な産業プロセス熱からの二酸化炭素排出を削減するソリューションを支援すると発表した。
ニューヨークを拠点とするGlassPointは2009年に設立され、太陽熱技術を使って蒸気を発生させ、鉱業や金属、化学、建設資材、海水淡水化などの排出削減が困難な産業における二酸化炭素排出量を削減する太陽熱蒸気発生器の設計・製造を行っている。同社のソリューションは、産業用プロセス熱からの二酸化炭素排出量を削減することが大規模に実証された唯一のものである。
GlassPointによると、今回の資金調達により、同社は事業を拡大し、産業企業の脱炭素化とネット・ゼロへの取り組みをさらに支援することが可能になるという。
【参照ページ】
(原文)Solar Startup GlassPoint Lands $8 Million After a Reboot
(日本語参考訳)産業脱炭素化のスタートアップGlassPoint、約11億円を調達