4月3日、パーム油認証機関RSPOは、新しい「共有責任スコアカード」の開始を発表した。本スコアカードは、RSPO加盟企業の報告されたコミットメントに基づく共有責任(SR)パフォーマンスの全体像を公表するもの。加盟企業のSRパフォーマンスの平均スコアは、SRフレームワークで定義されたサステナビリティの取り組みにおける各企業の位置付けを示す。
共有責任のフレームワークとその要件は、加工業者・貿易業者(P&T)、消費財メーカー(CGM)、小売店、銀行・金融機関、環境NGO、社会的NGOに適用される。
透明性・合法性、社会、環境などが含まれるSR要求事項が適用されるすべてのRSPO加盟企業は、MyRSPOプロフィールおよび年次進捗報告書(ACOP)でSR要求事項の実施について自己申告した公約に基づき、5つのテーマ分野についてスコアリングされる。
スコアカードに加え、全メンバーのパフォーマンスはSRダッシュボードに表示される。CSPO取得目標パフォーマンス・ダッシュボードでは、サプライチェーンアクターが持続可能なパーム油認証(CSPO)の年間取得目標を達成した割合の全体傾向を確認することができる。SRスコアダッシュボードは、全セクターのSRスコアの全体平均を表示する。
【参照ページ】
(原文)NEW SHARED RESPONSIBILITY SCORECARD
(日本語参考訳)パーム油認証機関RSPO、新共有責任スコアカードをリリース