飲料大手Carlsberg、新技術で10億リットルの節水を実現

3月22日、飲料大手のCarlsbergは、デンマーク・フレデリシアの醸造所に先駆的な水のリサイクルシステムを導入し、2年間で約10億リットルの水を節約したと発表した。製造工程で使用する全プロセス水の90%をリサイクルしている。

国内外を問わず、食品産業は飲料水を最も多く使用する産業である。Carlsbergは、フレデリシアの水工場は、同社の世界中の醸造所にとっての学習プラットフォームであり、産業部門全般における水の再利用方法の例となると述べている。

Carlsbergの最新のサステナビリティプログラム「Together Towards Zero And Beyond」でも、水は重要な役割を担っている。

Carlsbergは昨年、世界で最も水効率の高い醸造所に贈られる「グローバル・ウォーター・アワード」を受賞している。

【参照ページ】
(原文)Danish Carlsberg brewery saves 1 billion litres of water with new technology
(日本語参考訳)飲料大手Carlsberg、新技術で10億リットルの節水を実現

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