Federated Hermes、カーボン、水、廃棄物のリーダーを対象としたArticle 9投資適格クレジット・ファンドを立ち上げ

フェデレイテッド・エルメス、カーボン、水、廃棄物のリーダーを対象としたArticle 9投資適格クレジット・ファンドを立ち上げ

3月27日、Federated Hermesは、炭素、水、廃棄物を含む環境フットプリントを削減し、トータルリターンを提供することを目的とした「Federated Hermes Sustainable Global Investment Grade Credit Fund」の立ち上げを発表した。

EUの持続可能な金融情報開示規則(SFDR)第9条に準拠した新ファンドは、持続可能性に焦点を当てた投資マネージャーであるCCLAを基幹投資家として立ち上げられる。

CCLAの投資ソリューション部門責任者であるBen Funnellは、この数ヶ月間、投資適格クレジットが資産クラスとして「大幅に魅力的に評価されるようになった」ことを受けて、このファンドを立ち上げると述べている。

Federated Hermesによると、本ファンドは主に持続可能なリーダー企業を対象とし、持続可能性の勢いが明らかな発行体にも臨機応変に投資する予定だ。セキュリティの選定には、独自のスコアリング・モデルやエンゲージメントに関する専門知識を活用するほか、排除の枠組みを使用する。

新ファンドは、Federated Hermesのシニア・ポートフォリオ・マネージャーのNachu ChockalingamとOrla Garveyが共同で運用する予定だ。

【参照ページ】
Fund launched with Cornerstone Investor, CCLA

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-2

    環境NGO、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力に気候変動株主提案を再提出

    4月15日、環境NGOの3団体は、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力の4社に対し、気候変動株…
  2. MUFG

    2024-4-30

    MUFG、サステナブルファイナンス目標を100兆円に引き上げ

    4月1日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、サステナブルファイナンスの実行額目標を…
  3. 2024-4-30

    経産省とJPX、SX銘柄2024として15社を選定

    4月23日、経済産業省と東京証券取引所(JPX)はサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX…

ページ上部へ戻る