2月13日、FORDは35億ドル(約4,714億円)を投じて国内初の自動車メーカー支援によるLFPバッテリー工場を建設し、FORDのEVラインアップの第2のバッテリー技術として顧客に提供すると発表した。
本工場は、ブルーオーバル・バッテリー・パーク・ミシガンと呼ばれ、2026年のLFP電池の生産開始時には、まず2,500人を雇用する予定である。FORDは、ミシガン州マーシャル工場の電池生産能力をさらに拡大するオプションを持っており、本工場はFORDの完全子会社となる予定である。
本投資により、FORDとそのバッテリー技術の協力企業は、2026年までグローバルでEVに500億ドル(約6兆7,349億円)以上を投資するという同社のコミットメントの一環として、2019年から米国でEVとバッテリー生産に176億ドル(約2兆3,706億円)を投資すると発表している。2020年の独自調査による手法によると、今後3年間で、これらの投資はミシガン州、ケンタッキー州、テネシー州、オハイオ州、ミズーリ州で1万8000人以上の直接雇用と10万人以上の間接雇用につながるとされている。
EVを製造する国々でフォードのバッテリーサプライチェーンを多様化し、現地化することで、消費者の需要を強化しながら、顧客への供給力と価格を向上させることができる。FORDは、「Ford+」計画の一環として、今年末までに全世界で年間60万台、2026年末までに全世界で200万台のEVを供給することを目指して取り組んでいる。
FORDがEVの生産規模を急速に拡大する中、LFPバッテリーを導入することにより、FORDはより多くのEVを生産し、新しいEVのお客様に多くの選択肢を提供することができる。また、2026年までにモデルeのEBITマージンを8%にするという同社の目標も支援することができる。
【参照ページ】
(原文)FORD TAPS MICHIGAN FOR NEW LFP BATTERY PLANT; NEW BATTERY CHEMISTRY OFFERS CUSTOMERS VALUE, DURABILITY, FAST CHARGING, CREATES 2,500 MORE NEW AMERICAN JOBS
(日本語参考訳)FORD、ミシガン州にLFPバッテリー工場を新設