2月15日、アリゾナ州の新司法長官クリス・メイズは、今後ESG投資慣行をめぐる銀行やその他の金融機関への調査に参加しないことを表明した。
アリゾナ州は、共和党のダグ・デューシー前知事の政権下で州財務局の投資方針を改定し、投資プロセスにおけるESG要素の使用を認めないなど、一連の反ESG施策を採用している。8月には、メイズ氏の前任者マーク・ブルノビッチ氏が、他の18名の司法長官とともに、BlackRockが「反化石燃料とネット・ゼロ推進」という「複雑な動機」で活動していると非難する書簡を発表している。
1月に当選した民主党のメイズ氏は、月曜日の声明で、「企業やその投資家に対して、持続可能な技術や手法への投資、ガバナンスプロセスの改善を指示するのは政府の役目ではない」と述べた。
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(参考記事)AG Mayes withdraws Arizona’s part investigating investment firms and sustainability practices
(日本語参考訳)アリゾナ州、ESG対策への支援を打ち切る