Bloomberg、グリーン、ソーシャル、サステナビリティボンドを対象としたインデックスの提供を開始

Bloomberg 、グリーン、ソーシャル、サステナビリティボンドを対象としたインデックスの提供を開始

10月31日、ビジネスと金融市場の情報サービスプロバイダーであるBloombergは、グリーン、ソーシャル、サステナビリティ債を含む持続可能な金融商品をカバーする一連のインデックスを発表した。

本インデックスはサステナブル金融商品の市場が急速に成長していることを受けて導入されるもので、昨年の発行額は1兆ドルに達し、世界の債券発行総額の15%を占めると推定されている。

新シリーズは24の新しいインデックスで構成され、対象商品は社債、ソブリン債、超国家債、エージェンシー債、地方債、仕組み商品など多岐にわたる。本インデックスは、BloombergのESGデータチームによるデータセットとともに導入され、Bloomberg Terminalのユーザーは、対象プロジェクトのカテゴリーへの収益の配分やSDGとの整合性など、債券の基礎資料にアクセスできるようになっている。また、Bloombergは「Sustainable Index Eligibility Indicator」を発表し、インデックスに含まれる証券や除外される可能性がある証券を分析できるようにした。

【参照ページ】
(原文)Bloomberg Launches Global Aggregate Green, Social, Sustainability Bond Indices
(日本語訳)Bloomberg 、グリーン、ソーシャル、サステナビリティボンドを対象としたインデックスの提供を開始

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-8-29

    CDPが新報告書を発表、上流Scope 3排出量の課題と解決策を提示

    CDPは6月、企業の上流Scope 3排出量に関する新たな報告書を発表した。本報告書では、サプライ…
  2. SBTiのカーボンクレジット方針見直しとその影響:基準の見直しの最新議論を解説

    2024-8-27

    SBTiのカーボンクレジット方針見直しとその影響:基準の見直しの最新議論を解説

    SBTi(Science Based Targets Initiative)が2024年に発表した…
  3. 2024-8-27

    オーストラリア上院、企業にサステナビリティレポートを義務付ける法案を可決

    8月22日、オーストラリア上院は法人法およびその他8つの法律を改正し、新たな気候関連財務報告要件を…
ページ上部へ戻る