9月14日、AXAは傷ついた森林生態系を修復し、気候変動への耐性を高めるためのプログラム「AXA Forests for Good」を開始することを発表した。
3年間の本プログラムは、AXAがフランスに所有し、AXA IMが管理している15,000ヘクタールの森林のうち600ヘクタールで展開される予定である。本プロジェクトを実施するにあたり、AXAは、Reforest’Actionを中心に、フランス自然環境保護協会、Inrae、ジュラ自然環境保護協会、アグロパリテック、ソシエテアルパイン自然保護協会-フランス自然環境保護協会オートアルプからなる関係者のコンソーシアムによって取り囲まれる予定である。これらの企業は、環境、社会、技術、教育の専門知識を結集する予定である。
AXAの「Forests for Good」プログラムは、次の4つの主要な目的を持っている。
①地球温暖化と土地の人工化が生物多様性の損失に与える影響を、四半期ごとに圃場を訪れるコンソーシアムの専門家の測定によって調査すること。
②森林を再生させること。コンソーシアムは、いくつかの修復方法を検証した後、森林の多機能性(生物多様性の発展、二酸化炭素の吸収、バイオマテリアルの生産)を促進する種を推奨する予定である。
③気候変動と生物多様性の問題に対するアクサのリーダーシップを強化すること。本プログラムを通じて開発された実践は、その後、欧州レベルで適用され、民間および公的な林業部門と共有することができる。
④森林の役割に対する理解を深めることに貢献すること。外部的には、コンソーシアムのメンバーは、これらの森林のおかげで、学校における生物多様性の問題に対する認識を高めることができる。社内では、AXA Hearts in Actionによるアクションの提案や、パートナーや従業員への啓発活動などを行う。
「AXA Forests for Good」により、同グループはグローバルな森林保護計画を強化している。昨年、アクサは、森林生態系の持続可能な管理と生物多様性の保護を支援するために、15億ユーロ(約2,142億円)の投資プログラムを発表した。
【参照ページ】
(原文)AXA strengthens its support for forest ecosystems by launching the AXA Forests for Good programme
(日本語訳)AXA、「AXA Forests for Good」プログラムを開始し、森林生態系への支援を強化