Pandora、再エネで作られたダイヤモンドとリサイクルゴールドを使用したジュエリー・コレクションを発表
8月16日、ジュエリーデザイナーであり小売業者でもあるPandoraは、リサイクルされたシルバー・ゴールドと、アメリカとカナダの研究所で100%再生可能エネルギーを用いて製造されたダイヤモンドを使用したコレクション「Pandora Brilliance」の発売を発表した。
今回の発売は、 昨年Pandoraが採掘されたダイヤモンドの使用を中止し、代わりに研究所で製造されたダイヤモンドを使用するという発表に続くものである。同社によると、研究所で製造されたダイヤモンドは、採掘されたダイヤモンドに比べて二酸化炭素排出量が95%少ないという。
Pandoraによると、ラボで作られたダイヤモンドは、採掘されたダイヤモンドと同じ光学的・化学的・熱的・物理的特性を持ち、同じ基準で等級付けされている。
33点のコレクションには、リング・バングル・ネックレス・イヤリングがあり、それぞれに100%リサイクルのシルバー・ゴールドと、製造されたダイヤモンドが使用されている。これにより、同コレクションのエントリー商品であるシルバーリングの温室効果ガス排出量は2.7kg CO2となり、これはTシャツ1枚の平均的な排出量に相当する。
同社は、2025年までにすべてのジュエリーをリサイクルされたシルバーとゴールドで製作することを約束している。
昨年、Pandoraは、2030年までに事業活動とバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量を半減し、2040年までにネット・ゼロを目指すというコミットメントを発表した。また、プラスチックが一切含まれないキャリアバッグや、75%以上プラスチックを削減したジュエリーボックスなどのプラスチック削減パッケージを店舗とオンラインで導入している。
【参照ページ】
(原文)Pandora launches collection with lab-created diamonds and 100% recycled silver and gold
(日本語訳) Pandoraがラボで作成されたダイヤモンドと100%リサイクルされたシルバーとゴールドを使用したコレクションを発表