7月8日、カリフォルニア州大気資源局は、小規模なトラック運送会社によるゼロ・エミッション技術への移行を支援するための新しいパイロット・プログラムを開始する予定だと発表した。
革新的小型e-Fleetパイロットプログラムは、トラック保有台数が20台以下、年間売上高が1500万ドル(約20億円)以下の個人所有および非営利のトラック運送事業者に焦点を当てるものである。本プログラムの試験運用では、小規模な運送会社がゼロ・エミッションに移行するのを支援するため、さまざまな革新的ソリューションの実施に2500万ドル(約33億円)が提供される予定だ。具体的なサポート内容は、柔軟な資金調達、短期レンタル、インセンティブや給油サポートを強化した包括的なトラック・アズ・ア・サービスのオプションなどのフルサービス・リースが含まれる。
本プログラムは、より大規模なハイブリッドおよびゼロエミッションのトラックおよびバス・バウチャー・インセンティブ・プロジェクト(HVIP)の一環として実施される。
小規模な運送会社やオーナー経営者は、高い初期費用、限られた資金、充電のための複雑な計画など、ゼロ・エミッション・トラックを採用する上での問題に直面してきた。HVIPは、資金を小規模フリート用に割り当てることで、従来は十分なサービスを受けていなかった小規模フリート特有のニーズをよりよく理解し、来るべきアドバンスト・クリーンフリート規則に先立ち、ゼロ・エミッションへの移行を支援することが可能になる。
【参照ページ】
(原文)New pilot program to help small trucking fleets transition to zero-emission technologies
(日本語訳)カルフォルニア州、ゼロ・エミッション技術への移行を支援する新しいパイロット・プログラムを開始