Orsted、発電所での炭素回収設備を導入

オーステッド、発電所での炭素回収

デンマーク電力大手Orsted社は6月15日、デンマークにある設備容量100MWの同社アヴェドレ・バイオマス発電所で、炭素回収設備を導入すると発表した。

この発表はデンマークの大手6社が結集した産業協働イニシアチブ「Green Fuels for Denmark」の一環。このGreen Fuels for Denmarkは、グレーター・コペンハーゲン圏に脱炭素型のエネルギーを1.3GWにまで高めることを目標としており、これにより年間の二酸化炭素排出量を85万t削減できる。Green Fuels for Denmarkは、EUからも「共通欧州利益の重要プロジェクト(IPCEI)」にも指定されている。

【参照ページ】Ørsted plans carbon capture at Avedøre Power Station as part of the Green Fuels for Denmark project

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    2025-5-30

    ESGフロントライン:欧州CSDDDの行方:揺れる規制の未来とその影響

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察してい…
  2. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-5-28

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    企業のサステナビリティ関連の開示では、TCFD(Taskforce on Climate-rela…
  3. 2025-5-28

    データマラン、サステナビリティ担当者向けグローバル・コミュニティ「Harbor」を発表

    5月14日、ESGに特化したAIソリューションのリーダーであるデータマランは、企業のサステナビリテ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る