Maersk、Einrideと提携 300台の電気トラックを配備へ

 

3月24日、Maerskは、北米のネットワークに300台の電気トラックを追加し、史上最大規模の大型電気トラックの導入を発表した。

導入するトラックは2023年から2025年にかけて納入され、 Maerskの北米における倉庫・流通・輸送事業「Performance Team – A Maersk Company」で使用される予定である。トラックは、Einrideのデジタル道路貨物オペレーティングシステムと充電ソリューションを使って運転される。トラックは、Performance Teamの道路貨物ネットワークの一部として運用される。

Maersk の顧客は、持続可能なサプライチェーンについて、概念的なものだけでなく具体的な行動を求めている。本受注は、エンド・ツー・エンドで陸上輸送の脱炭素化基盤を構築する重要なステップであると同時に、顧客の内陸輸送の問題点にも対処するものでもある。Maerskでは、会社関連の全排出量の93%を占める海上輸送において、包括的な脱炭素化計画を進めている。

Maerskの北米における長期目標は、完全なEVによるトラック輸送に移行し、短距離トラック輸送において環境に優しい選択肢を顧客に提供することである。

【参照ページ】
(原文)Maersk to deploy 300 electric trucks in partnership with Einride
(日本語訳)Maersk、Einrideと提携 300台の電気トラックを配備へ

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-2

    環境NGO、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力に気候変動株主提案を再提出

    4月15日、環境NGOの3団体は、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力の4社に対し、気候変動株…
  2. MUFG

    2024-4-30

    MUFG、サステナブルファイナンス目標を100兆円に引き上げ

    4月1日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、サステナブルファイナンスの実行額目標を…
  3. 2024-4-30

    経産省とJPX、SX銘柄2024として15社を選定

    4月23日、経済産業省と東京証券取引所(JPX)はサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX…

ページ上部へ戻る