3月23日、日本マイクロソフトは、AIを利用して組織の脱炭素の取り組みを支援するプラットフォーム「Microsoft Cloud for Sustainability」の提供を2022年上半期に開始すると発表した。
同社は、Microsoft Cloud for Sustainabilityについて、各種領域を横断的にカバーするクラウドソリューションとし、「持続可能性に必要な機能を包括的に提供し、Microsoft Cloudの特徴だけではなく、サステナビリティーなクラウドである点を顧客に訴求したい」と述べている。
またMicrosoft Cloud for Sustainabilityは、脱炭素化に向けてテクノロジーを活用するため、顧客企業全体の二酸化炭素排出量などのデータを収集し、これを機械学習で分析して得られる洞察を提示するソリューションになり、膨大なデータから自社が持続可能な事業運営に取り組むことができているか検証することができると述べている。
アメリカのマイクロソフト本社は、2030年までにカーボンネガティブを目指しており、1975年の創業以来排出してきたCO2の環境への影響を2050年までに完全に排除すると表明している。