DIC、初の「サステナビリティレポート2026」を発行 グローバルなESG情報開示を強化

7月、DICは初の独立した「サステナビリティレポート2026」を発行した。従来は統合報告書で開示していたサステナビリティ情報を独立した報告書としてまとめ、ESGに関する取り組みや開示内容をより充実させた。
同レポートは2025年度(2025年1月~12月)の実績を対象とし、ISO26000、GRIスタンダード、GHGプロトコル、TCFDなどの国際的なフレームワークを参照して作成した。また、欧州企業サステナビリティ報告指令(CSRD)や欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)への対応を進め、グローバルで整合性のある情報開示体制の構築を掲げた。
さらに、CSRDに基づくダブルマテリアリティ評価(DMA)を実施し、従来の13のサステナビリティテーマを7つのマテリアリティへ再構成した。報告書では、環境、人的資本、責任ある企業行動などの情報をESRSの考え方に沿って整理し、比較可能性の向上を図った。
環境分野では、2030年までにScope1・2排出量を2013年比で50%削減する目標の達成に向け、省エネルギーや設備更新、エネルギー転換を推進するとともに、Scope3についてもサプライチェーンとの連携を進める方針を示した。
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