丸井グループ、個人向けソーシャルボンドを発行。資金使途は途上国向けマイクロファイナンス

3月8日、丸井グループは、五常・アンド・カンパニー株式会社、およびクラウドクレジット株式会社と共同で、投融資を通じた社会貢献と資産形成を両立できる「応援投資」を発表した。

応援投資とは、社会貢献に取り組みたい気持ちと、資産形成を両立することをめざす新しい仕組みであり、社債を購入して参画することで、五常・アンド・カンパニー、クラウドクレジットを通じて途上国の低所得者層に融資を行い、社会課題の解決に活用する。

応援投資はソーシャルボンド(社会的課題の解決に貢献するプロジェクトに資金使途を限定した社債)として、丸井グループ・エスポカード会員向けに1億円程度、個人投資家向けに13億円を発行する予定だ。

本発行はブロックチェーン技術を利用し、 調達した資金が「実際どのように活かされているか」を丸井グループウェブサイトまたは統合報告書にて、定期的に通知する仕組みになっている。

【参照ページ】
共創による社会貢献の新たなカタチはじめます
~社会貢献と資産形成を両立する選択肢を提供~

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る