Amazon、アフォーダブルハウジングに150億円を投資

3月15日、Amazonは米国バージニア州アーリントン、ワシントンDC、ピュージェット・サウンド地域などの地域社会で、交通機関の近くに手頃な価格の住宅を建設するために約1億2,500万ドル(約148億円)の投資を約束したことを発表した。

この投資は、Amazonの20億ドル(約2,365億円)のハウジング・エクイティ・ファンドから行われる。昨年設立されたこの基金は、住宅パートナー、従来型および非従来型の公的機関、マイノリティ主導の組織に対し、市場価格を下回る融資や助成金を通じて、既存住宅の保全や包括的な住宅開発の実現を目標としている。本日の発表により、同基金は8,000戸以上の住宅の建設・保全のために12億ドル(約1,420億円)以上を拠出することになる。

今回の発表では、ワシントン地域の交通機関の近くに手頃な価格の住宅を新たに742戸建設するために8,200万ドル(約97億円)、ピュージェット・サウンド地域の318戸のために4,200万ドル(約50億円)の投資を約束した。この取引は、Amazonが2021年6月に行った、ピュージェット・サウンド、アーリントン、テネシー州ナッシュビルなどアマゾンの地元地域の交通当局と連携して、3,000軒の手頃な価格の住宅を新たに建設するという3億ドル(約355億円)の公約の一環である。

【参照ページ】
(原文)Amazon Commits $124 Million to Create More Than 1,000 Affordable Homes near Transit Stations in Washington state’s Puget Sound region and the Arlington, Virginia region
(日本語訳)Amazon、アフォーダブルハウジングに150億円を投資

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 生物多様性COP16で何が決まった?ネイチャーポジティブについて解説

    2024-11-26

    生物多様性COP16で何が決まった?ネイチャーポジティブについて解説

    近年、生物多様性の損失が急速に進んでいる。これに対抗するため、「ネイチャーポジティブ」および「自然…
  2. 2024-11-26

    国際基準「ISSA 5000」がサステナビリティ情報の信頼性向上を目指す

    11月12日、IAASB(国際監査・保証基準審議会)は、サステナビリティ保証のための新たな国際基準…
  3. 2024-11-25

    <発表>お役立ち資料ダウンロードランキング2024

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。今年までに最もダ…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る