2月17日、再生可能エネルギー及びサステナビリティサービス大手のEnfinity Globalは、日本における250MWの太陽光発電ポートフォリオの取得を発表した。本ポートフォリオには3つの太陽光発電所と建設中の5つのプロジェクトが含まれる。
本買収により、Enfinityは日本での事業を大幅に拡大し、9つの自社所有・管理プロジェクトで281MWの自然エネルギーポートフォリオを保有することになる。これらのポートフォリオはすべて、再生可能電力技術の展開を奨励する政策ツールであるFeed in Tariff programの下で運営している。
Enfinityは、日本における再生可能エネルギー生産能力の急速な拡大を受けて本買収を行った。日本政府は2030年までにエネルギーミックスに占める再生可能エネルギーの割合を、現在の20%未満から36%〜38%に倍増させる計画を盛り込んだ。日本は2050年までにネットゼロエミッションを達成することを約束しており、2030年までに温室効果ガス排出量を46%削減するという中間目標を掲げている。
Enfinityは、2022年も日本の再生可能エネルギー市場でプラットフォーム強化を続ける予定だ。
【参照ページ】
(原文)Enfinity Global consolidates platform in Japan through the acquisition of 250 MW solar portfolio
(日本語訳)Enfinity、10億ドル規模の太陽光発電を買収 日本の再生可能エネルギー・ポートフォリオを拡大