インド証券取引委、ESG評価機関の規制見直しへ作業部会を設置

2月18日、インドの証券規制当局であるSecurities and Exchange Board of India(SEBI)はESG評価機関(ESG Rating Providers、ERP)に関する規制枠組みを見直すための作業部会を設置したと発表した。市場参加者や関係者から現行制度に対する意見や提案が寄せられていたことを受け、包括的な検証に乗り出す。

新たに設置された作業部会には、発行体、投資家およびESG評価利用者、国内外のESG評価機関、ESGアナリスト、法律専門家、学識経験者らが参加する。幅広い利害関係者を含めることで、実務と国際動向の双方を踏まえた議論を進める狙いだ。

作業部会は、現行のERP規制の包括的なレビューを実施するほか、市場から寄せられた意見や提案を精査する。また、ESG評価の透明性や信頼性を高め、投資家の信認向上につながる方策を提言することが求められている。さらに、海外におけるESG評価規制の動向を分析し、インド市場の実情を踏まえつつ国際的なベストプラクティスとの整合性を検討する。

ESG投資の拡大に伴い、評価手法のばらつきや利益相反の可能性などが国際的な論点となっている。インドでも企業のサステナビリティ開示が進む中、評価の質と信頼性をいかに確保するかが重要課題となっている。

作業部会は今後、政策および規制上の変更点に関する提言を取りまとめ、SEBIに報告書を提出する予定だ。インドのESG評価市場の制度設計がどのように進化するのか、国内外の投資家から注目が集まりそうだ。

(原文)SEBI Constitutes Working Group to Review ESG Rating Providers (ERPs) Regulatory Framework

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