1月11日、Starbucksは2025年の代表者目標に対する進捗状況として、2021年の労働力のダイバーシティ・データを発表した。2030年までに多様なサプライヤーとの取引を2021年の8億米ドル(約920億円)から15億米ドル(約1,730億円)まで拡大することを約束した。
Starbucksは、2025年までに米国において、BIPOC(黒人、先住民、有色人種)の代表を全企業レベルで30%以上、全小売業および製造業の職務で40%以上とする目標に向けた進捗の共有を約束しており、労働力に関するデータを公表している。 2021年10月の時点で、Starbucks米国パートナーベースは、女性71.3%、BIPOC48.2%となっている。BIPOCの代表をさらに分解すると、 Starbucks のパートナーは、7.7%の黒人、28.5%のヒスパニックまたはラテン系、5.9%のアジア系、4.8%の2人種以上、0.6%のアメリカインディアンまたはアラスカ先住民、0.5%のハワイ先住民または他の太平洋諸島民であることがわかる。
1998年以来、 Starbucks は多様なサプライヤーが平等な機会を得られるような環境の提供に尽力してきた。 Starbucks のサプライヤーダイバーシティ&インクルージョンプログラムでは、あらゆる規模やカテゴリーのサプライヤーに焦点を当て、適格な企業の取り込みを推進している。21年度には、多様なサプライヤーと8億ドル近くを費やし、6,400人以上の雇用を支え、全国の直接、間接、誘発経済効果の合計で12億ドルに貢献した。同社はこのコミットメントを継続し、2030年までに多様なサプライヤーとの年間支出額を15億ドルに引き上げると発表している。このミットメントの一環として、 Starbucks は他の組織と提携し、サプライヤーのダイバーシティを世界的に拡大する。
さらに、 Starbucks は今夏に「リーダーシップ・アクセラレーター・プログラム」を開始する。本プログラムは、 Starbucks のBIPOCパートナーから始まり、個人貢献者レベルでパートナーの自己アピール、アドボカシー、キャリアナビゲーションの能力を高めることに焦点を当て、 Starbucks のリーダーシップパイプラインにおける多様な代表者を増やすことを目的としている。
【参照ページ】
(原文)Starbucks Broadens Efforts to Advance Racial and Social Equity on behalf of Partners and Communities
(日本語訳)Starbucks、パートナーやコミュニティのために人種的・社会的公正を推進する取り組みを拡大