12月20日、気候変動対策投資会社Hannon Armstrongと電力会社ENGIE North Americaは、バージニア州の50MW太陽光発電所の稼働開始を発表し、風力および実用規模の太陽光プロジェクトによる2.3GW(メガワット)ポートフォリオの稼働完了を宣言した。
両社によると、この13件のプロジェクトは、180万kWの陸上風力発電と50万kWの太陽光発電から成り、米国内の50万戸以上の家庭に相当する電力を供給できる再生可能エネルギーを生産すると推定される。
ENGIEは2019年末にプロジェクトの建設を開始し、両社は2020年7月に提携を発表し、ENGIEはポートフォリオの支配株式を保有して資産管理を継続し、Hannon Armstrongはポートフォリオの運営から得られるキャッシュフローに参加する。
今年初め、ENGIEは、90~100億ユーロ(約1兆1,544億円~約1兆2,827億円)の資産売却とともに、自然エネルギーとエネルギーソリューションへの大規模な投資計画を含む、大規模なリポジショニング戦略を発表した。同社は、2025年まで毎年3~4GWの追加を目指し、2030年までに80GWの自然エネルギー容量を達成する見込みで、欧州、北米、中南米で陸上風力、洋上風力、太陽光などのプロジェクトを展開している。
【参照ページ】
(原文)ENGIE Commissions Final Project in 2.3 GW U.S. Renewables Portfolio Jointly Owned with Hannon Armstrong
(日本語訳)ENGIE、Hannon Armstrong社と共同所有する米国再生可能エネルギーポートフォリオ230万kWの最終プロジェクトに着手