ソフトバンク子会社agoop、車の位置情報を分析 Co2排出量を推計し「脱炭素」支援へ

ソフトバンク子会社agoop、車の位置情報を分析 Co2排出量を推計し「脱炭素」支援へ

1月9日、携帯電話の位置情報で人の動きを分析するソフトバンクの子会社agoopが、脱炭素事業に乗り出すことを発表した。車の位置情報を分析することで、公共交通機関の利用を促すなど、二酸化炭素( co2)の排出を減らす取り組みを提案する。

新たな事業では、自家用車の利用が多く、通勤時間帯の交通渋滞が深刻化している地方都市において、人の動きを分析してCO2の排出量を推計する。分析による具体的なデータを用いることによって、自治体が住民に時差出勤や公共交通機関の利用を促す際に、効果を高めることが可能になる。データを活用していくことで、都市計画や公共交通網づくりに際し、自家用車を使わなくても暮らしやすいまちづくりが推進されていく。agoopは、すでに複数の地域で試行を始めている。

【参照ページ】
(参考記事)車の位置情報を分析、CO2排出量を推計…自治体や企業の「脱炭素」支援へ

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    2025-11-5

    TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    ※2025年11月4日公開済みの記事にTNFDが発行した「Nature in transition…
  2. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る