阪急阪神HD、12月に初のサステナビリティボンドを発行

10月29日、阪急阪神ホールディングスは、「環境」と「社会」双方の課題解決に貢献する事業の資金調達手段として、初のサステナビリティボンドを 2021 年 12 月に発行することを発表した。


阪急阪神ホールディングスグループでは、持続可能な社会の実現に向け、グループの取組の方向性を示すものとして、2020 年 5 月に「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」を策定した。それ以降、同社はESG(環境・社会・企業統治)に関する取組をこれまで以上に積極的に推し進めるとともに、地域社会等との信頼関係を構築しながら、事業を通じて社会課題の解決に努め、グループを挙げて持続的な成長を志向し、持続可能な社会の実現を目指している。

今回のサステナビリティボンドは、阪急阪神HDの「サステナビリティ宣言」の 6 つの重要テーマのうち「安全・安心の追求」「豊かなまちづくり」「環境保全の推進」に該当するプロジェクトである、「梅田1丁目1番地計画(大阪梅田ツインタワーズ・サウス)」への資金使途となる予定だ。

【参照ページ】
サステナブル経営の推進に向けて当社初のサステナビリティボンドを発行します

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