ADM、年間80万トン超のCO₂除去能力でボランタリー市場参入へ Puro.earthがクレジット認証

9月21日、米穀物大手ADMは、米ネブラスカ州コロンバスのトウモロコシ加工施設における炭素回収事業を活用し、ボランタリーな二酸化炭素除去(CDR)市場に参入する計画を発表した。同施設のCO₂除去能力は年間80万トン超で、ADMによると世界最大のバイオエタノール炭素回収施設である。

同施設では、エタノール発酵工程で発生するバイオジェニックCO₂を回収し、精製・圧縮した後、エネルギーインフラ企業Tallgrassの「Eastern Wyoming Sequestration Hub」に輸送する。CO₂はワイオミング州環境品質局のClass VI許可の下、CCS坑井を通じて地下に恒久貯留される。

生成される炭素除去クレジットは、Puro.earthの「Geologically Stored Carbon」方法論(2024年版)に基づき、認証・発行手続きが進められている。初回クレジットは監査完了を条件に年末までの発行を見込む。認証・検証が完了した場合、ADMは15年間のクレジット発行期間を開始する。

ADMとTallgrassは2025年にコロンバスでCCS事業を開始した。ADMは今回のクレジットを、テクノロジー、金融、航空、製薬など複数業界の顧客に提供する方針である。

原文:ADM Plans Entry into Voluntary Carbon Market with Over 800,000 Tons of Annual Removal Capacity


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