アメリカン航空とInfinium、eSAFを使用した米国初の商用旅客便を運航 廃棄CO₂由来の合成燃料を実装

8月6日、アメリカン航空とInfiniumは、電力由来の持続可能な航空燃料(eSAF:electro sustainable aviation fuel)を商業空港へ初めて供給し、米国で商用旅客便への使用を実現したと共同発表した。対象便はテキサス州コーパスクリスティ国際空港(CRP)からダラス・フォートワース国際空港(DFW)まで運航され、廃棄CO₂と再生可能電力から製造したeSAFの実運用を示した。

今回使用されたeSAFは、Infiniumの「Project Pathfinder」で製造された。2023年から稼働する同施設は、世界初の商業規模Power-to-Liquids(PtL)によるeFuel製造拠点であり、製造したeSAFは従来のジェット燃料と混合したうえでASTM InternationalのJet A規格に適合することを確認し、既存の航空機エンジンや燃料供給インフラで利用された。米国でバイオマス原料を使用しないSAFが商業空港へ供給されたのは初めてとしている。

Infiniumによると、同社のeSAFは廃棄CO₂と再生可能電力を原料とし、従来の化石由来ジェット燃料と比較してライフサイクルの温室効果ガス排出量を90%超削減できる。

両社は2027年稼働予定の「Project Roadrunner」でもeSAFの供給契約を締結している。同プロジェクトはBreakthrough Energy Catalyst、Brookfield Asset Management、HSBCの支援を受けて建設中で、フル稼働時には年間500万ガロン超のeSAFを生産する計画である。


(原文)American Airlines and Infinium announce commercial passenger flight powered by eSAF


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