エクソマド・グリーンとスーパークリティカル、最大50万トンのバイオ炭由来炭素除去で3年契約

4月16日、バイオ炭による炭素除去を手がけるエクソマド・グリーンと、炭素除去クレジットの取引を仲介するスーパークリティカルは、最大50万トンの恒久的な炭素除去を対象とする3年間の契約を締結したと発表した。
今回の契約には、エクソマド・グリーンの2026年分の残余在庫に加え、2027年および2028年分の供給枠が含まれる。対象となるクレジットは、Puro.earthのバイオ炭認証手法に基づき認証される。両社の提携は今回で3年目となり、スーパークリティカルはこれまでにエクソマド・グリーンのクレジット10万トン超の販売を仲介してきた。
発表によると、炭素除去市場では、2026年から2030年にかけた目標達成を見据えた新規購入者の参入が進んでおり、今後数年以内に実際に供給・償却可能な高品質クレジットへの需要が高まっているという。
一方で、短期的に供給可能な稼働中プロジェクト由来のクレジットは、市場において供給制約の強い資源の一つになっている。市場拡大が進む中、初期段階の案件では計画と実行の間に隔たりが生じるケースもあり、実績ある生産能力の重要性が増している。
エクソマド・グリーンはこれまでに累計32万トン超の恒久的炭素除去を実現しており、前年比で200%超の生産拡大を達成したとしている。こうした実績を背景に、同社は供給量ベースで世界最大のバイオ炭炭素除去事業者であると説明している。
スーパークリティカルによると、同社がこれまでに仲介した炭素除去量は、バイオ炭、鉱物固定化、直接空気回収(DAC)、強化風化などを含め、累計で約200万トンに達した。対象となる企業顧客は100社超に上るという。
企業による2030年の気候目標達成に向けた調達が加速する中、実際に稼働している案件からの信頼性の高い短期供給を確保できるかどうかが、炭素除去市場における重要な要素になりつつある。
原文:Exomad Green and Supercritical Sign 500,000-Tonne Biochar Agreement
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