Schroders、FCAの持続可能性開示要件(SDR)全4種のラベルを採用へ

1月27日、Schrodersは、英国金融行動監視機構(FCA)のサステナビリティ情報開示要件(SDR)の全4種のラベルを採用する予定であると発表した。これには「Sustainability Focus」、「Sustainability Impact」、「Sustainability Improvers」、「Sustainability Mixed Goals」が含まれる。

今回の発表により、Schrodersグループ全体で計16のラベルを採用予定となり、同社の持続可能かつアクティブな投資アプローチの一貫性と信頼性を強調することとなる。

Schrodersのグローバルプロダクト開発・ガバナンス責任者であるAnna O’Donoghue氏は、「当社は、全ての対象ファンドにおいてSDRの全4ラベルの採用を公表した最初の企業の一つです。FCAと緊密に連携しながら、求められる基準を満たすよう取り組んできました」と述べた。

同社は、投資家が持続可能な投資機会を識別しやすくするための重要なステップとして、この取り組みを進めている。

【参照ページ】
(原文)Schroders set to adopt all four SDR labels spanning 16 funds
(日本語参考訳)シュローダーは16のファンドに4つのSDRラベルをすべて採用する予定

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 【新着】EUDR簡素化が公表でどう変わる?最新動向と企業の対応ポイントを整理

    2025-4-17

    【新着】EUDR簡素化が公表でどう変わる?最新動向と企業の対応ポイントを整理

    EUにて2024年に導入が予定されていた森林破壊防止規則(EUDR)は、2025年12月への適用延…
  2. 2025-4-16

    IAGとマイクロソフト、最大規模のスコープ3持続可能航空燃料(SAF)契約を締結

    4月2日、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)とマイクロソフトは、業界全体のライフ…
  3. 気候変動リスクを財務諸表にどう反映する? 開示のポイントと実務対応

    2025-4-15

    気候変動リスクを財務諸表にどう反映する? 開示のポイントと実務対応

    ISSB(国際サステナビリティ基準審査会)やSSBJ(サステナビリティ基準委員会)が気候変動リスク…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る