9月27日、スペインの銀行であるBBVAと投資会社であるKKRは、経済の脱炭素化を支援するための新たな戦略的パートナーシップを結成したと発表した。また、BBVAは、KKRのグローバル気候戦略に2億ドルを投じ、低炭素経済への移行を支援するための大規模なソリューションに投資することも発表した。このリリースは、ニューヨークで開催されているClimate Weekの期間中に行われた。
このパートナーシップは、エネルギー転換と電化を支援する気候インフラ関連の新たな投資機会を見出すことを目指している。BBVAは、サステナビリティを事業の中心に据え、脱炭素化とクリーン技術を主要な投資分野として位置づけている。また、クリーンテックのイノベーションに特化したグローバル・ファイナンスユニットを設立し、ニューヨーク、ロンドン、マドリード、ヒューストンに拠点を設け、資金調達とアドバイザリーサービスを提供している。
KKRは、インフラ投資において15年以上の経験を持ち、再生可能エネルギーや気候関連の投資に深い専門知識を有している。最近では、英国のZenobēや米国のAvantus、スペインのIgnisに投資し、グリーン水素とアンモニアプロジェクトを開発している。
【参照ページ】
(原文)BBVA forms a Strategic Partnership with KKR, investing $200 million in its Global Climate Strategy