8月22日、オーストラリア上院は法人法およびその他8つの法律を改正し、新たな気候関連財務報告要件を段階的に導入していく法案を可決した。
この法改正により、大企業及び中規模の企業は毎年度においてサステナビリティレポートを作成し、保存する義務が生まれる。
当該サステナビリティレポートに含めるべき内容も法案に含まれた。企業はスコープ1,2,3のGHG排出量を開示することが義務付けられるうえ、企業がGHG排出量や排出量目標に関連する企業のガバナンス・戦略・リスクマネジメントに関連する要素も開示することが義務付けられた。
【参照ページ】
(原文)Treasury Laws Amendment (Financial Market Infrastructure and Other Measures) Bill 2024
(日本語参考訳)財務法改正(金融市場インフラおよびその他の措置)法案 2024