損保Chubb、気候変動への対策と管理を支援するグローバル気候ビジネスユニットを発表

Chubb、気候変動への対策と管理を支援するグローバル・クライメート・ビジネス・ユニットを発表

1月4日、損害保険会社であるChubbは新しいグローバル気候ビジネスユニットの立ち上げを発表した。同社は幅広い技術力を活用し、従来のエネルギー、代替・再生エネルギー、気候技術、農業関連ビジネス、リスクエンジニアリングサービスに関わるChubbユニットを統合させる。

新ビジネスユニットは、炭素への依存を減らすための新技術やプロセスを開発・採用している企業に対し、あらゆる分野の保険商品・サービスを提供する。また、気候変動の影響に対処するためのリスクマネジメントや回復力強化のためのサービスも提供する予定である。これらの事業を合わせると、2022年にはすでに6億7,500万ドル以上(約894億円)の保険料収入がChubbにもたらされている。

新しいグローバル気候ビジネスユニットは、Chubbの経験豊富なシニアリーダー2名が共同で率いることになる。ニュージャージー州ホワイトハウス・ステーションを拠点とするMatthew McMullinは、Chubbグローバル・クライメート・プラクティスの北米リーダーに任命された。また、ロンドンを拠点とするMatthew Hardyは、米国、カナダ、バミューダ以外の市場を担当するChubb海外事業(COG)リーダーに任命された。

McMullinとHardyは、Chubbの新しいグローバル・クライメート・オフィサーであるMargaret Pelosoと協力する。

【参照ページ】
(原文)Chubb Announces Global Climate Business Unit to Help Combat and Manage Climate Change
(日本語参考訳)Chubb、気候変動への対策と管理を支援するグローバル・クライメート・ビジネス・ユニットを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る