再エネ事業者Silicon Ranch、約800億円の資金調達を実施

1月5日、地域社会に根ざした再生可能エネルギーと蓄電池のプロバイダーであるSilicon Ranchは、同社の成長資金と米国内の地方コミュニティにおける将来の設備投資の支援を目的として、6億ドル(約800億円)の資金調達を実施すると発表した。

2011年に設立されたナッシュビルを拠点とするSilicon Ranchは、米国最大級の独立系発電事業者で、米国とカナダで契約、建設中、稼働中の5GW以上の太陽光発電と蓄電システムを含むポートフォリオを有している。2022年、Silicon Ranchは新たに11の太陽光発電施設を設置し、約700MWの発電能力を持つようになった。

新たな資金調達により、同社は契約パイプラインのエンジニアリング、調達、建設をサポートするチームを増強し、15州にまたがる150以上のPVプラントという拡大する事業ポートフォリオを運営・維持し、全米の市場で顧客のニーズに応える新規プロジェクトの開発で成長戦略を加速する計画だと述べている。

【参照ページ】
(参考記事)Silicon Ranch Conducts $600 Million Equity Raise to Cap Off Another Record Year
(日本語参考訳)再生可能エネルギー事業者Silicon Ranch、6億ドルの資金調達を実施

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