Societe Generale、中小企業向けに持続可能な売掛債権担保融資ソリューションを展開
11月29日、欧州金融サービスグループであるSociete Generaleの短期流動性資金調達事業であるSociete Generaleファクタリングは、フランス国内の中小企業向けにESGに焦点を当てた資金調達ソリューションを拡大することを発表した。
本発表は、6月に同社の法人顧客向けに環境・社会貢献型融資を含む持続可能な金融ソリューションを開始し、債権ファイナンス、サプライチェーンファイナンス、フォーフェイティングなど、同社の主力ファクタリング商品に持続可能性に関連するソリューションを提供したことに続くものである。
Societe Generale Factorinファクタリングは、エネルギー効率の改善、再生可能エネルギー、低炭素輸送など、環境の持続可能な発展に関連する目的の債権や、教育訓練や社会住宅への融資など社会的課題に対する債権を、中小企業でも融資できるようにするための新しい拡張機能を備えている。
本サービスを利用する顧客は、サステナビリティの目標が達成された場合、融資手数料の減額という恩恵を受けることができる。Societe Generaleは、本ソリューションが、ビジネスサステナビリティ格付け会社であるEcoVadisから格付けを受けた企業を対象としていると述べている。
Societe Generaleは最近、2021年末までにエネルギー移行関連の持続可能な金融ソリューションを通じて2019年から2023年の間に1200億ユーロ(約17兆円)の資金調達を支援するという目標を大幅に上回った後、2025年までに3000億ユーロ(約43兆円)の持続可能な金融を促進するという目標を発表している。
【参照ページ】
(原文)Societe Generale Rolls Out Sustainable Receivables Financing Solution to SMEs
(日本語訳)Societe Generale、中小企業向けに持続可能な売掛債権担保融資ソリューションを展開