4月27日、エネルギー企業のトタルエナジーズは、太陽光発電会社のコア・ソーラーの買収を発表した。4GWの太陽光発電と蓄電池のポートフォリオが加わり、アメリカの再生可能エネルギー産業における同社のプレゼンスは大幅に強まっていく。本買収により、トタルエナジーズがアメリカで操業中、建設中、開発中の再生可能エネルギープロジェクトのパイプラインは10GWを超える。
本買収は、トタルエナジーズによるアメリカ再生可能エネルギー市場への大規模な参入を意味する。同社は昨年、SunChase Powerから220万kWの太陽光発電プロジェクトの開発パイプラインと60万kWの蓄電池資産を買収、ハンファエネルギーと共同で160万kWの太陽光プロジェクトを開発した。最近ではサンパワーの産業・商業太陽光ビジネスを2億5000万ドル(約325億円)で買収している。また、ニューヨーク州およびニュージャージー州の沖合で3GWの風力発電所の開発にも着手しており、2030年までに全世界で再生可能エネルギーによる発電設備容量を100GWとする目標を掲げている。
【参照ページ】
(原文)TotalEnergies adds 4 GW to its Renewable Energy Portfolio with the Acquisition of Core Solar
(日本語訳)TotalEnergies、Core Solarの買収により、再生可能エネルギーポートフォリオに4GWを追加