3月1日、通信大手のVerizonは、2019年の最初のグリーンボンド発行以来4回目となる10億ドルのグリーンボンドの募集開始を発表した。グリーンボンドの純収益は、再生可能エネルギーへの投資に充てられる見通しだ。
今回の発行は、Verizonが2021年9月に3回目のグリーンボンドを発行してからわずか5カ月で実現した。Verizonは先月、10億ドルの発行による収益の配分をすでに完了し、約910MWのエネルギーに関する一連の再生可能エネルギー購入契約(REPA)も公開したと発表している。新しいREPAを含め、Verizonは2019年以降、20件の取引で約260万kWの再生可能エネルギーの予測容量を確保しており、同社は米国における再生可能エネルギーの主要な企業購入者の1つとなっている。
今回の募集では、BofA証券と提携し、Loop Capital Markets、Ramirez & Co、Siebert Williams Shankの3社を主幹事としてマイノリティや女性が経営する企業が参加している。
【参照ページ】
(原文)Verizon issues its fourth $1 billion green bond
(日本語訳)Verizon、4回目の10億ドルのグリーンボンド発行