ISOとGHGプロトコル、Scope1・2・3を統合する企業向けGHG算定基準を共同開発 2028年末公表へ

7月29日、GHGプロトコルは、国際標準化機構(ISO)と企業向けの温室効果ガス(GHG)算定基準を統合し、単一の共同名義(ブランド)基準を開発すると発表した。統合後の基準案については、2027年第2四半期に一体的なパブリックコメントを実施し、2028年第4四半期の最終基準公表を予定している。

新基準には、GHGプロトコルの「企業算定・報告基準」、Scope2ガイダンス、Scope3基準、開発中の「Actions and Market Instruments(AMI:行動及び市場メカニズム)」の各作業と、組織レベルのGHG排出量・除去量の算定および報告を定めるISO 14064-1を統合する。新基準は2部構成とし、利用者による導入を支援する追加ガイダンスも提供する予定である。

両組織は、2025年9月にGHG排出量の算定・報告基準を調和させる戦略的パートナーシップを締結した。今回、両組織の基準開発計画を、単一の企業向け基準を公表するという共通目標に沿って再編した。GHGプロトコルは、基準の統合によって重複を減らし、相互運用性と市場・法域間の一貫性を高めるとしている。

GHGプロトコルのティム・モヒンCEOは、単一基準によって企業の報告を簡素化し、重複を削減すると説明した。公開協議も両組織が共同で実施し、企業、投資家、政策当局などの利害関係者が一つのプロセスを通じて意見を提出できるようにする。

原文:GHG Protocol Announces Key Standard Development Updates


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