日立製作所、2050年度までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成する目標を策定

9月13日、株式会社日立製作所はネット・ゼロ社会の実現に向けて、2050年度までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成する目標を策定したと発表した。

今回新たに発表した目標は、日立が2016年に発表した「バリューチェーンのCO2排出量を80%削減」を改訂したものである。日立はすでにデジタルイノベーションの加速に向けて3年間で1.5兆円の研究開発費を投資することを公表しており、脱炭素関連においては、高効率化やエネルギーマネジメントシステム、水素関連技術などの研究開発を重点的に行っていく。

日立は創業以来、企業理念である「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」に沿った事業展開をしてきた。2021年中期経営計画でも「環境」「レジリエンス」「安心・安全」の3つの注力領域において事業を推進している。

【参照ページ】ネット・ゼロ社会の実現に向けて、2050年度までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成する目標を策定

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