日立製作所、2050年度までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成する目標を策定

9月13日、株式会社日立製作所はネット・ゼロ社会の実現に向けて、2050年度までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成する目標を策定したと発表した。

今回新たに発表した目標は、日立が2016年に発表した「バリューチェーンのCO2排出量を80%削減」を改訂したものである。日立はすでにデジタルイノベーションの加速に向けて3年間で1.5兆円の研究開発費を投資することを公表しており、脱炭素関連においては、高効率化やエネルギーマネジメントシステム、水素関連技術などの研究開発を重点的に行っていく。

日立は創業以来、企業理念である「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」に沿った事業展開をしてきた。2021年中期経営計画でも「環境」「レジリエンス」「安心・安全」の3つの注力領域において事業を推進している。

【参照ページ】ネット・ゼロ社会の実現に向けて、2050年度までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成する目標を策定

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る