GSユアサ、70億円のサステナビリティ・リンク・ローン締結
GS・ユアサは7月19日、二酸化炭素(CO2)の削減目標を掲げ、三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行・京都銀行・滋賀銀行から計70億円を借り入れるサステナビリティ・リンク・ローン(以下、SSL)契約を結んだ。
今回締結されたSLLは「GY環境長期目標2030」に則り、重要指標(KPI:Key Performance Indicators)を「CO2排出量の削減」、当該指標に係わるSPTsを「2030年度までにCO2排出量を、2018年度実績比30%以上削減するためのマイルストーンとして、2025年度までに2018年度比15%削減」と設定している。返済期限到来までに複数回の判定機会を設け、SPTs達成状況に応じて金利の優遇を受けることができる。
GSユアサは、目標達成で得た金利メリットを京都市環境共生市民協働事業基金(京都市民環境ファンド)へ寄付することにより、当社のESGへの取り組みによる企業価値向上に留まらず、寄付を通じて地域社会の健全で持続的な発展に貢献することを目指すとしている。
【参照ページ】サステナビリティ・リンク・ローン契約を締結 ~本邦初 目標達成時の金利メリットを京都市民環境ファンドへ寄付~