明治、リサイクル循環を構築 。プラスチックを516トン削減

明治、リサイクル循環を構築 。プラスチックを516トン削減

株式会社 明治は、プラスチック使用量の削減を目的に、ヨーグルトや牛乳などの保管・輸送に使用するプラスチック製物流資材(クレート:主に輸送時に商品を保管するトレー)のリサイクル循環を構築し、2021年4月より順次運用を開始した。

同社はプラスチック製物流資材の製造・販売を行う三甲株式会社(代表取締役社長:後藤 利彦)と連携し、4月よりクレートのリサイクル循環の運用を開始。この循環は、破損・劣化した当社のクレートを三甲株式会社にてリサイクル材に加工後、リサイクルクレートの製造を行い、明治内で使用するというものだ。これにより、2030年度までに物流資材のプラスチック使用量を516トン削減できる見込みとしている。

また、今回運用を開始したクレートの取り組みに先駆け、2015年度より商品の保管・輸送に使用するパレットについてリサイクル循環に取り組み、破損や劣化などで使用できなくなったパレットは100%リサイクルを行ってきた。これにより、プラスチック使用量を1,700トン削減した。さらに、2019年度からはパレットの軽量化を進めたことにより150トン削減し、2015年度から2020年度の6年間で、物流資材のプラスチック使用量を合計1,850トン削減してきた。

【参照ページ】 物流面におけるプラスチック削減を加速 プラスチック製物流資材のリサイクル循環を開始

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