ミシュランは6月1日、燃料電池レーシングカー「Mission H24」に向け、サステナブル素材を46%採用した「レーシングタイヤ」を開発したと発表した。
タイヤの天然ゴムの含有量を増やし、使用済みタイヤから回収されたリサイクル カーボン ブラックを使用することでこれを達成。他にはバイオやリサイクルの素材に、オレンジやレモンの皮、ひまわり油、松の樹脂、アルミ缶からリサイクルされたスチールなどの日用品が含まれる。全体で46%を実現した。
ミシュランは2050年まで、すべてのタイヤに100%持続可能な材料を使用するというコミットメントを発表しており、その目標達成に向けて、2030年にはグループ全体のタイヤに40%の持続可能な材料を使用するというマイルストーン到達を目指す。