11月15日、RWEは2030年までの新戦略 「Growing Green」を発表した。RWEはコアビジネスに500億ユーロ(約6.5兆円)の投資を行う。本戦略では洋上および陸上の風力発電、太陽光発電、バッテリー、フレキシブル発電、水素に毎年平均50億ユーロ(約6,487億)の投資を行う。このようにして、欧州、北米、アジア太平洋地域の市場において、ポートフォリオを25ギガワット拡大し、50ギガワットとする。
同社は2030年までに、欧州・北米・アジア太平洋地域で洋上風力発電の設備容量を2.4GWから8GWにまで拡大する。陸上風力発電と太陽光発電については、欧州と北米で7GWから20GWまで拡大し、蓄電容量は0.6GW超から3GWまで増やす。
RWEは今後、加速度的に容量を増やしていく予定である。これまでRWEは、年間平均1.5GWの設備増強を目標としてきた。今後は、年間平均250万kWと70%の増加を目指す。これにはグリーン水素も含まれる。RWEは、この10年の終わりまでに、200万台の電気分解機を建設することを目標としている。
その結果、コアビジネスの調整後EBITDA(利払い、税金、減価償却費、償却費控除前利益)は大幅に増加し、2030年は今年度の2倍以上になる可能性が高いと考えている。短期的にも、RWEの収益状況は順調に推移しており、2022年度の業績予想を上方修正する。
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50 billion euros, 50 gigawatts of capacity by 2030: RWE launches investment and growth offensive